Force one resource 代表の中島健一です。

「コミュニケーションが持つ力の可能性」で、理想的な組織創りをサポートしております。


「理想的な組織」とは言っても、人それぞれなのかもしれません。私が考える理想的な組織とは、「同じ目的に沿って、同じ方向を向き、進んでいける組織」を指しています。


そのために必要なことは何か。昔の人は、良い組織を創るにあたって「人は石垣」などと、大変良い表現をされたと私個人としては感じています。世の中の多くの企業では、「理想的な組織=従業員が皆、仲の良い組織」というイメージを抱く方が、非常に多いと実感しています。そのための取り組みとして、業務が終わった後の飲み会や、社員旅行などのイベント、社員同士が交流できる機会を設けてみる。そころが現状では、それでも「仲の良い組織」にはなっていかない。そんなお悩みを持つ企業様が、実に多いという印象があります。ここにはどんな問題があるのでしょうか?


そもそも、本当に仲が良くなる必要があるのでしょうか?


組織の「目的」とは何でしょうか。従業員が皆、仲良くなることが本来の「目的」でしょうか。仲良くなることは、いわば「手段」であって「目的」ではないはずです。でも確かに仲が悪いよりは、仲が良いことの方が望ましいことかもしれません。ですが、それは必須ではないのです。そもそもの目的を考えれば、言わずもがなですが組織の目的とは「業績が伸びる(上がる)」ことです。つまり、いくら社員同士が仲良くなっても、業績が落ち込んでいては、意味がないのです。さらに言えば、人間は1人1人、価値観や目的が違います。全ての社員が仲良くなることは不可能に近いので、逆に言えばそこに労力をかけなくても良いということなのです。


「人は石垣」

そこで「理想の組織創り」としておこなっていくことでオススメなのが、次の3点です。まず1点目が、社員1人1人に注目し、取り組んでいくことです。支店や課など、1つの「カタマリ」として考えずに、まずは社員1人が考えていること、価値観に注目します。人間が1人1人違うからこそ、理想の組織創りの「礎」となる「1人」をおろそかにできないのです。


「ステージ」

そして2点目が、組織の醸成には「ステージ」があることを知るという点です。組織が成長していくには「段階を経ていく」必要があります。飲み会や、社員旅行を企画しても、関係性に変化が見られないなどが起こる理由は、「とりあえず飲み会でもやるか」のように、この「段階」を無視しておこなってしまうので、効果がないことにつながってしまうのです。


「手間を惜しまない」

多くの企業が抱えるお悩みに対して、この最後のポイント3点目が最も重要と言えます。理想の組織創りを行う上で、各社の対策として手っ取り早い、飲み会など「簡単にコミュニケーションが取れる」取り組みがなされることが多いようです。極端なことを言えば、「簡単なこと」で解決できるのならば、苦労はしません。昨今は、若い社員に飲み会に声をかけても参加しない、などのお悩みも多く聞きます。このような状況を「今の若いもんは」「付き合いが悪い」「ジェネレージョンギャップ」などで、片付けてしまっていませんでしょうか。このことにも明確な理由があります。いわゆる「人は石垣」を無視し、社員1人に注目していないがために起こるサインと言えます。組織創りは例えるならば、「パズルのピース1つ1つを掛け合わせ、完成させる」ことと良く似ています。「そんな面倒なことまでできない」ことが、問題が解決しない最大の原因といえるのです。


one

組織で働く従業員の方々個人が、

やりがいや働きがいを感じている。高いモチベーションを維持し続けている。


Force

個人が持つパフォーマンスを大いに発揮できる。

個人の力の集大成が、組織としてのを大きく左右する。


resource

現状何が足りていない?不足していることは何か?そこに注目する前に、

すでに持っている資源は何か。活かせる資源は何か。成功できた資源は何か。

誰かがやっている「マネ」ではなく、私たちだからできる「資源」で勝負する。


▶︎現状と理想の組織にギャップを感じている

▶︎問題はあるが、どう改善したら良いかわからない

▶︎課題に取り組んでいるものの、思うような成果につながらない


組織創りにお悩みであれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。

「Force one resourceは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています」

中でも17のゴールのうち「8 働きがいも 経済成長も」については、活動の軸を担う考え方として、弊社では特に志を持って取り組んでおります。その理由として、現役で働く多くの方たちにとって「働くこと」が、生活費のために我慢したり、仕方がないという思いのまま、働き続けることは望ましくないのではと考えているためです。現役で働く多くの方が「働くこと」で、充実感を得ることができたり、人や社会に貢献できていることを実感できることで幸福感を得られる。その結果として、私たちが望む経済成長へとつながっていくのではと考えています。

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